このページでは、イチゴ(苺)がすくすく育つ肥料の選び方と与え方についてご紹介しています。
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イチゴ(苺)を元気に、そして丈夫に育てて、甘い果実を収穫するためには、肥料の選び方と与え方を知ることがとても重要です。
基本的に、イチゴ(苺)の甘さやおいしさは、ほとんど土の良し悪しと肥料次第で決まります。とはいえ、どんな肥料をどのタイミングで、どのくらい与えれば良いのかを掴むには、それなりの試行錯誤や経験が必要になりますから、初めてイチゴを育てる方は、まずイチゴ(苺)専用の配合肥料を使ってみましょう。
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イチゴ(苺)専用の配合肥料には、イチゴ(苺)がすくすくと育って、甘い実を収穫するために必要な栄養や、病気に対する抵抗力を高めるために必要な成分が、バランスよく配合されていますので、それぞれのパッケージに書いてある与え方や注意事項に従って、使っていただければ大丈夫です。
そしてもしできるなら、プランターや鉢ごとに使う肥料を変えて、その育ち方や果実の出来具合を比べてみると、翌年からの重要な参考資料になります。
ちなみに、私も初めてイチゴを育てた頃は、プランターごとに簡単な栽培日記みたいなものをつけながら日当りや水の与え方、肥料の種類や与え方をいろいろ変えて試していました。
ちょっと面倒に思われるかもしれませんが、こうした実験的なことを重ねていくと、「どんなことをしたら、イチゴがだめになってしまうのか」がわかるようになります。
イチゴに限らず、植物を育てるには、覚えなくてはいけないことがたくさんあります。ところが、栽培に必要なたくさんのことをいっぺんに覚えるのは簡単ではありません。
でも、「これをやったら、枯れてしまうよ」というポイントは、それに比べればごくわずかです。当サイトでも、折に触れて、そうした”イチゴ苗に、絶対にしてはならいこと”もご紹介していますので、参考にしていただければと思います。
イチゴに限らず、植物に必要な養分(必須要素)は全部で17種類あります。そのうち、とくに重要な働きをするのがチッソ(N)、リン酸(P)、カリ(K)の3つです。この3つの養分は、植物にとって欠かすことのできないものということで、「肥料の三要素」と呼ばれています。
こうした養分(肥料)をどんな植物に与える時も、必ず適切な量とタイミングがあります。イチゴに肥料を与える時も、イチゴに適した量とタイミンを知って使うことが大切です。
化成肥料は、肥料の三要素である「チッソ(N)」、「リン酸(P)」、「カリ(K)」のうち2種類以上を化学的に結合させた肥料のことをいいます。
化成肥料は、用途に合わせて成分バランスが調整されていて、それぞれの成分の配合比(%)が肥料のパッケージに「N:P:K=6:5:5」のように表記されていますので確認しておきましょう。
チッソ(N)は、別名「葉肥(はごえ)」とも呼ばれ、すべての植物の茎や葉の生長に欠かせないもっとも重要な成分です。
チッソが葉や茎を作る重要な働きをする成分なのに対して、根の生育に欠かせないのがカリ(K)です。そうしたことからカリ(K)は、「根肥(ねごえ)」とも呼ばれ、リン酸は、花や果実のつきを良くする重要な働きがあることから、「花肥・実肥」と呼ばれています。
植物の栽培に関する解説書やサイトを見ると、緩効性肥料(かんこうせいひりょう)という用語がたびたび出てきます。
緩効性肥料は、与えた時から緩やかに効果が現れ始め、1〜2ヶ月ほど効果が持続する肥料をいいます。施してから徐々に効果が現れる特性のため、与えた植物に肥料焼けの弊害がでにくいという特徴があります。
イチゴ(苺)の肥料は、それぞれの栽培スケジュールや、季節によって与え方が変わってきます。また、たくさん与えれば良いというものでもありませんから、基本的には、肥料のパッケージに書かれている用量やタイミングを守って与えます。
とくに、初めてイチゴ(苺)を育てる方にとっては、要領を掴むまでが大変ですので、まずは、肥料の袋に表示してある与え方と注意書きをよく読んで、その指示に従ってみましょう。
ちなみに、肥料を与えるタイミングには、大きく分けると、植え付け前に土に混ぜ込む”元肥(もとひ・もとごえ)と、栽培の途中で与える”追肥(ついひ)”とがあります。
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元肥として与える肥料は、植物の種類を問わず、ゆっくり効き目が現れる緩効性肥料と呼ばれるタイプの肥料を使います。基本的には「油かす」などの「有機肥料」と呼ばれるタイプの肥料がそれです。
元肥は、直接植物の根に触れると障害が現れやすくなりますので、基本的には培養土に混ぜ込んだ後、その上に数センチほど肥料を含まない培養土を被せて、その上に苗を植え込みます。
次に追肥は、早く効果の現れる液体肥料などが一般的で、園芸店やホームセンターなどに並んでいる、土に挿すだけのアンプル剤や薄めて使う即効性のものなどが追肥用の液体肥料です。もちろん固体の肥料もありますので、用量や使用頻度を正しく守って使う限り、どちらを選んでも大丈夫です。
元肥として与える肥料は、植物の種類を問わず、ゆっくり効き目が現れる緩効性肥料と呼ばれるタイプの肥料を使います。基本的には「油かす」などの「有機肥料」と呼ばれるタイプの肥料がそれです。
元肥は、直接植物の根に触れると障害が現れやすくなりますので、基本的には培養土に混ぜ込んだ後、その上に数センチほど肥料を含まない培養土を被せて、その上に苗を植え込みます。
次に追肥は、早く効果の現れる液体肥料などが一般的で、園芸店やホームセンターなどに並んでいる、土に挿すだけのアンプル剤や薄めて使う即効性のものなどが追肥用の液体肥料です。もちろん固体の肥料もありますので、用量や使用頻度を正しく守って使う限り、どちらを選んでも大丈夫です。
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