かかってしまうとやっかいな植物の病気「うどんこ病」 このページでは、イチゴ(苺)のかかりやすい病気のひとつ、うどんこ病とその対策についてご紹介しています。
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うどんこ病は、子嚢菌(しのうきん)と呼ばれるカビ(ウドンコカビ)が原因となって引き起こされる植物の病気です。イチゴの株がうどんこ病にかかると、葉や茎、果実がうどん粉(つまり小麦粉ですね)をまぶしたような白いカビで覆われ、様々な生育障害が起こります。
うどんこ病の直接の原因は、子嚢菌(しのうきん)と呼ばれるカビ(ウドンコカビ)ですが、その繁殖を誘発しているのは、肥料や水の与えすぎなどの不適切な栽培環境や管理の方法にあります。
こうしたイチゴの株を弱らせてしまう管理方法や、置き場所などの栽培環境が不適切であったり、陽当たりが足りないといった条件が重なると、うどんこ病にかかりやすくなります。
うどんこ病の予防には、肥料や水の与えすぎに注意して、陽当たりの良い場所で管理し、株そのものの抵抗力を高めることが大切です。
もし、うどんこ病が発生したら、トリフミン水和剤、ポリオキシンAL乳剤、カリグリーンといった薬剤を指定通りの倍率で希釈して散布することが有効な対策となります。
イチゴ(苺)の病害虫対策には、上記の薬剤散布が有効ですが、初めてイチゴ(苺)の栽培を始めた方や、薬剤の使用に慣れていない方にとっては、薬剤の希釈(適切な倍率で薬剤を水で薄めること)など、難しく感じる事もあると思います。
そうした場合には、希釈の必要のない、買ってきてそのまま使えるスプレータイプの薬剤を使ってみてください。こうしたスプレータイプの薬剤は、植物の病気だけでなく、害虫の予防や駆除にも効果のある成分が併せて配合してありますので、広範囲な病害虫対策としてひとつ用意しておくと安心です。
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